この文章は文学作品より大衆小説と漫画を対象にしている。
創作する上で心掛けていることがある。 基本的に「世界観」という言葉は大塚英志の指摘通り、実は漫画・アニメ・ゲームの業界用語なので私は使わない。それなので、私はいつも「世界設定」と言い換えている。現実が舞台ならば少し変えて「舞台設定」。
そして、舞台の設定はその作品のテーマ・物語に即したものにする。意味もなく選ぶと作品が浅くなる。例えば、「何となくカッコいいからSFにしよう」ではなく「テーマが『科学の未来』ならばSFを使う」といった具合にだ。
客観的で整合性のあるシナリオを書くコツだと思う。
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