アメリカ映画は今回の「ダークナイト」が久しぶりで、日本では「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」も盛況のため、ここのところのサブカル作品はクオリティが高くて収穫がある。何でもこの「ダークナイト」を手掛けたクリストファー・ノーラン監督は「ブレードランナー」の影響を強く受けているようで、ゴッサム・シティの暗澹とした舞台演出は確かに「ブレードランナー」の描く都市像と似ている。「アーカム」という懐かしい地名も登場していたので、出典のラヴクラフトの小説も読み直しつつ、久しぶりにサブカル特有の上機嫌さを味わった。
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