<現代思想編>
筑摩書房が高校生向けに現代思想入門書を数多く出版している。
岩間輝生他編『高校生のための現代思想エッセンス』(筑摩書房)
中山元『高校生のための評論文キーワード100』(ちくま新書)
石原千秋『教養としての大学受験国語』(ちくま新書)
他には
難波江和英・内田樹『現代思想のパフォーマンス』(光文社新書)
昔ジュンク堂で立ち読みしたが、良著。
東浩紀『動物化するポストモダン』『ゲーム的リアリズムの誕生』(講談社現代新書)
尚、東による『新世紀エヴァンゲリオン』評も面白い。
http://www.ntticc.or.jp/pub/ic_mag/ic018/intercity/higashi_J.html
<批評理論編>
廣野由美子『批評理論入門』(中公新書)
副題「『フランケンシュタイン』解剖講義」。巻末に索引・参考文献付。批評理論の主要なアプローチが分かる。
<文芸理論のためのユング入門書(新書・文庫)>
河合隼男『無意識の構造』(中公新書)
元型批評に必要なシャドー、ペルソナ、グレートマザー、老賢者など主要な型が説明されている。
河合隼男『昔話の深層 ユング心理学とグリム童話』(講談社プラスアルファ文庫)
実際にユングの心理学解釈をグリム童話に応用したもの。各章末の参考文献から更に手を広げられる。
<文芸理論のユング専門書(未読)>
ユング/河合隼男訳『人間と象徴 上・下』(河出書房新社)
エーリッヒ・ノイマン/林道義訳『意識の起源史』(紀伊国屋書店)
J.キャンベル『千の顔を持つ英雄 上・下』(人文書院)
気が付けばオンデマンド出版となっていた。『スター・ウォーズ』のジョージ・ルーカスにも影響を与えた(とりわけ「フォース」の概念)キャンベルの神話学。
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