浜本隆志『魔女とカルトのドイツ史』(講談社現代新書)
作品のアイディア源に困ると必ず自分の本棚へと向かう私。現にこの方法は結構有益である。現在構想中の作品がドイツ舞台のオカルト/神秘ものなので(ちなみに「ファンタジー」と差別化を図る)、丁度イメージに合う資料だ。オカルト系資料は日本語訳はしょっちゅう教科書となる本が絶版を繰り返すので、中学生~高校生まで英語をみっちりやった自信のある人は、英訳資料を探すとよいかもしれない(この辺は歴史的観点で書かれていない怪しい本がかなり多いので、参考文献から探すのが着実)。
今回は具体例がかなり低俗だが、ニーチェが言うように「創造するためにこそ学ぶ」のが大事だと思う。勉強はそれ自体が楽しいのも勿論あるだろうが、手段のひとつという見方も大切だ。
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